「熊襲」という名の機関車
ストッキングメーカーのアツギは最近、エロ目線に迎合して大丈夫?とは思っていたが結局謝罪する羽目に…
不買運動と言って思い出すのは、昭和60年か61年頃の「サントリー不買運動」である。
これは、関西企業であるサントリーの佐治敬三社長が「東北は熊襲の産地で文化程度が低いので首都移転など…」という発言をしたもの。
ちなみに熊襲とは日本神話の時代に九州でヤマト王朝に抵抗した人々のことで、たぶん「蝦夷」と言いたかったのではないだろうか。
とにかく関西からの目線で東北を蔑視した発言をしたのは確かである。
当時の岩手日報には、連日佐治社長を非難する投書が相次いだ。
それはまさに「炎上」だった。
当時の中村直岩手県知事も怒りを隠さず批判した。
東北各県では「サントリー製品は買うな」という運動が盛り上がった。
その「炎上」に対して、佐治社長は副社長を東北の各県庁を回らせて謝罪させようとした。
「『えらいひと』とは、謝罪も手下にやらせてふんぞり返るものなのか」幼心にそのように感じたものだ。
当然のこととして、中村知事はじめ東北各県の知事はそれを受け入れなかった。
不買運動も岩手日報の投書もまだ続いた。
結局、佐治社長が自ら東北各県の県庁を訪れて謝罪し、岩手日報投書欄にも「もうやめよう 不買運動」という投書が掲載され、子供心にもエキサイトした騒動は鎮静化していった。
それで、現在の害鉄にはEF81「熊襲」がある。
ただし耐寒設備が無いため悲しみ本線に入線することができない。
(耐寒設備とは機関車にホッカイロやオンパックス等を装備すること)
また、大阪民国長途客運站には東北方面の便が並んでおり、八戸市営バスと福島交通と岩手県交通。
ちなみに、雑貨物列車の組成は以下の通り。
- 無蓋車 ト0084号 熊剥製貨車 秋田面影橋剥製
- 活魚車 ナ0119号 大間マグロ貨車 大間鬼帝漁協
- 家禽車 パ0007号 地鶏貨車 比内地鶏
- 無蓋車 ト0094号 りんご貨車 膿狂