ウンコう日誌(第2号)
高貴なる官僚精神(大弁局)
「組織に恋しちゃいけません」
こんなタイトルの一文をしたためたのは、経済産業省に1種採用で入省した若手女性官僚であったと思う。
しかしなんだってまた害鉄は「官僚組織系架鉄」なのか。
「官僚組織」の何が良いのか。
第二阿房列車の「春光山陽特別阿房列車」では、以下のようなくだりがある。
一分停車だから、三ノ宮はすぐに出たが、その短かい一分の問、ホームは大変な騒ぎでみった。小学校の生徒を引浮して来たのか、孤児院の子供が狩り出されたの知らないが、人ごみの中に、踏み潰されそうな小さな子が旗を持って堵列し、大人も幟や花を持って、右往左往に騒ぎ立てた。ホームの天井裏につるした萬国旗の聞には、特急停車期成同盟と書いた紙がひらひらしている。同じ神戸の市中に在りながら、神戸駅と三ノ宮駅とが新特急「かもめ」の停車で争い、結局下りは三ノ宮駅停車、神戸駅通過、上リは神戸駅停車、三ノ宮駅通過と云う変な事に納まったらしい。
神戸駅と三ノ宮駅とで争ったと云っても、実は各の地元が国鉄に対して、その意地を通そうとしたので、だから国鉄は両方から詰め寄られて、その決裁に迷い、困った挙げ句に右の様なおかしげな停車と通過でお茶を濁した。それで双方の顔を立てたと云うつもりなのだろう。
東海道本線の終点、山陽本線の起点である神戸駅を、片道だけにしろ通過駅に扱ったのは、鉄道と云うものの姿から考えてよろしくない。「つぱめ」が沼津に停車して静岡を通過し、「はと」が静岡に停車して沼津を通過すると云うのとは話が違う。
こんな暖昧な処置に出たのは、国鉄が段段に高貴なる官僚精神を失いつつある証左であって、人が嫌ってもいいから、毅然としてサアヴィスを行うと云う精神に欠けている。サアヴィスとは愛想顔、御機嫌取りの意味ではない筈である。
百鬼園先生も「高貴なる官僚精神」を称揚しているが、一体全体「官僚精神」の何が良いのだろう?
民草のなけなしの願いを蹴って全体主義を押し通すこと?
百鬼園先生にしたって、戦中は文学報国会への入会を拒んだはずだが、「高貴な官僚精神」がよくもこのような個人主義を許したものであると思う。
新本社ホームページ準備委員会の残務整理(新本社ホームページ準備委員会)
昨年の害鉄記念日に害鉄ホームページがプロぐ化したからと言って、新本社ホームページ準備委員会の業務が全て終了したわけではなく、旧ホームページからの移動という業務がまだ残っている。
そういう意味では、準備委員会の仕事は、むしろ始まったばかりと言えるかもしれない。
昭和34年当時の日本の鉱山分布(貨物課)
こんなツイートがあった。
鉄道帝による大東亜の征服・支配の参考資料にしよう。
鉱山鉄道はエモい。
日本の鉱山・鉱業がまだ”華やか”だった時代、昭和34(1959)年の鉱業地(鉱山・炭鉱・油田)をまとめた地図。欲張ってビジーな印象ではあるが、黄金時代という雰囲気がある。戦前は「鉱物の標本箱」とも言われた日本だが、現在はコスト的に見合うのは石灰石と金くらいになってしまった。 pic.twitter.com/6nvYt8UhBm
— 治田 洗礫 (@Harita_arayshi) October 28, 2021
本日のウンコう
キンタマキラキラ金曜日なので大阪民国首都圏電鉄のキンキラ列車。