運転が下手なばっかりに
都議会ではついに例の木下都議が3度の召喚状を経て議会に出ることになった。
それでも議員辞職はしないという。
それも「大した追及もされなそうだから」と公営企業委員会を選んで出席しようとしたら「態度が誠実でない」と他議員に反対され、委員会自体がお流れになるという迷惑ぶりである。
議員というのはそんなにおいしい仕事なのだろうか。
そもそもこの木下都議、キャリアとしてはかなり華麗な道を歩んでいる。
・1990年 博報堂入社。入社4年目から3年間香川県高松市に転勤。
・1999年 出産・育児に伴う休業を経て広報室に復帰。
・2003年 当時環境大臣であった小池百合子が手掛けた地球温暖化対策国民運動「クールビズ」キャンペーンに参画。地域ブランディングを専門とする「地ブランド[4]」プロジェクトを立ち上げる。「みんなの力で未来を創る」に携わる。
・2012年〜14年 内閣府男女共同参画局に出向。女性の活躍促進政策、ダイバーシティ政策の企画立案を担当。広報の責任者を務める。
・2015年〜17年 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部より派遣され、北海道江差町顧問(非常勤)となる。
・2015年、豊島区国際アート&カルチャー都市懇話会委員に就任。
これだけの経歴があり、まともに都議として活動できていれば、相当な仕事をしたのではないだろうか。
7月初め、選挙戦を戦っていた時は颯爽としたものだった。
この50歳の美脚がその自信のほどを物語っているのではないだろうか。
それが、運転が下手だったばかりに言い訳と躁鬱病に逃げる哀れな中年女性になってしまったのだ。
ちなみにこの木下都議、出身は名古屋である。