阪神特殊製鋼
阪神特殊製鋼について
万俵財閥は阪神銀行を核に、阪神特殊鋼、万俵不動産、万俵倉庫、万俵信用金庫から成り、阪神地方に絶対的な地位を占めていた。阪神銀行は都市銀行としての預金順位・全国第10位、預金額8000億、支店数130店、行員数9000名。第一次世界大戦前までの万俵家は姫路の播州平野の一地方地主に過ぎなかったが、12代目の龍介が野心に燃えて神戸に進出し13代目の敬介が資本力にものをいわせて今日の基礎を作り上げ、14代目当主の大介が冷徹な銀行家としての経営手腕を発揮して万俵財閥を不動なものにした。
・・・だそうです。