マンダリンのキャリアパス
採用直後(見習い期間)
見事、鉄科挙に合格して採用された超エリート社員は、まず害鉄の業務の実際を学ぶために、セルフ車掌またはセルフ駅員として、それぞれの列車や駅に配属されます。
本物の車掌や駅員のように、大きな声で案内をしましょう。
見習い期間のうちは、情報の正確さなど問題ではありません。いかに大きな声で元気に御案内するか、そしていかに本物の車掌・駅員になりきるかが大切です。
アフター5は、スーツに害鉄の社章を付けたまま合コンに出かけましょう。
そして「いかに自分たちがエリートであるか」「自分の抱いている野望」「センター試験の点数」の話などで盛り上がりましょう。
20代
野望の第一歩として、バカ殿研修のためにまずは駅長を務めます。
主に、ド田舎のどうでもいいような駅が選ばれます。
そのどうでもいいような駅で、マンダリンの威光をチラ付かせながら、自分の親ほども年上の部下をアゴでこき使いましょう。
30代
「三年清知府 十万雪花銀」の例えの通り、田舎の駅でウハウハ良い思いをしてきたら、心を入れ替えて本社に戻ります。
各課の課長補佐クラスとして、鉄道史やら鉄道の未来やらマニアックな鉄道やらについて、日がな日ねもす語り合います。
40代
いよいよ各支社の部長や本社の課長クラスへの昇進です。
害鉄ほどの強大な企業になると、接待が引きも切りません。
女体盛りやノーパンしゃぶしゃぶなどで、自らの権力の強大さを、心行くまで噛みしめましょう。
50代
いよいよ各支社の支社長や、本社の部長クラス、果てはC[AFIKORT]O(←正規表現)という所まで来ました。
その上の鉄道帝になるためには、まず鉄道帝をブッ殺さないといけません。