中央情報課 15 2月 2026 ウンコう日誌(第854号) それは、害吉鉄道の蒸気動車107号である。 大阪ユニオン駅の高架下は、今日も湿った煤と汗の匂いが渦を巻いていた。世界中から流れ着いた労働者たちが、行き先の分からぬまま固まっている。 107号は、機関車でも電車でもない。自らの腹に小さなボイラーを抱え、ぶすぶすと煙を吐きながら走る、時代に取り残された乗… 続きを読む