日: 2026年2月11日

ウンコう日誌(第852号) 中央情報課

ウンコう日誌(第852号)

大阪ユニオン駅の朝は、いつも煤けた匂いがする。 ホームの端に据え付けられた青い線路の上で、緑とクリーム色の小さな木炭動車107号は、ぽこ、ぽこ、と不器用に息をしていた。屋根の上の小さな煙突からは、石炭ではなく、木炭のやわらかい煙が立ちのぼる。時代錯誤。だがそれが、害吉鉄道の矜持だった。 「社長はん、…