中央情報課 24 1月 2026 ウンコう日誌(第843号) それは「帰りの機関車」だった。 前面に掲げられた番号は C56 160。 だが、機関区でも労務者宿でも、そんな数字で呼ぶ者はいなかった。 「サルゴリラチンパンジーが来たぞ」 誰かがそう言えば、皆が黙る。 笑う者はいない。縁起でもないからだ。 泰緬鉄道。 ジャングルを切り裂き、死体の上に敷かれた線路。… 続きを読む