中央情報課 14 1月 2026 ウンコう日誌(第838号) それは害吉鉄道の蓄電池動車107号だった。 朝の大阪ユニオン駅を出て、ゆっくりと青いレールの上を転がり出す。架線はない。屋根の上にはパンタグラフの名残のような突起があるが、もう何年も上がることはない。夜のうちに倉庫の隅で充電され、昼はひたすら黙って走る。それがこいつの役目だった。 大阪ユニオン駅のホ… 続きを読む