日: 2026年1月6日

ウンコう日誌(第834号) 中央情報課

ウンコう日誌(第834号)

木炭動車は、不逞町駅でいったん息を整えていた。 屋根の上の木炭ガス発生炉は、もう新品の角などどこにも残っていない。鉄板は熱で歪み、継ぎ当てだらけで、ところどころ別の時代のボルトがねじ込まれている。炭を焚くたび、甘いような、焦げたような、どこか懐かしい匂いが漂った。 駅舎の前で、男が炭俵を下ろす。 「…