中央情報課 4 1月 2026 ウンコう日誌(第833号) そのC56は、帰ってきた、という言い方が一番近かった。 泰緬鉄道。地図の上では一本の細い線に過ぎない場所から、時間と死体と湿気だけを腹いっぱいに詰め込んで。 害吉鉄道・大阪ユニオン駅の片隅、貨物線の先で、C56はゆっくりと息を吐いた。吐いた息はもう蒸気ではなく、黒い埃だった。 「おお……また生きとっ… 続きを読む