中央情報課 26 9月 2025 ウンコう日誌(第783号) 台湾から引き揚げてきたC57は、すでに日本では役目を終え、解体寸前の身であった。しかし害吉鉄道の社長「鉄道帝」は、その細身で優美なシルエットを見て「これは大東亜の象徴になる」と言い張り、スクラップ寸前で買い叩いたのだった。 煤にまみれたボイラーには「臺灣鐵路管理局」の刻印が残り、テンダーの側面には消… 続きを読む