中央情報課 25 8月 2025 ウンコう日誌(第767号) 大阪民国・害吉鉄道の片隅。 緑の蓄電池動車「107号」は、まだ夜明け前の薄暗い時間に大阪ユニオン駅に現れる。パンタグラフもない小さな車体に、大きなバッテリーを抱え込んだ、時代遅れの車両だった。しかしそれでも、今日も釜ヶ崎へと向かう労働者たちを運ぶ、大事な存在である。 プラットホームには、九州から夜行… 続きを読む