中央情報課 19 8月 2025 ウンコう日誌(第764号) かつて帝国の北辺を走っていた貨物用機関車D51は、戦後に樺太ごとソ連に引き渡され「Д51」として酷使された。極寒の地で薪も石炭も足りず、やがては泥炭や伐採残材を焚き、車体は煤と氷で真っ黒に覆われた。ソ連の整備工場では雑に補修され、側面にはキリル文字が打刻されたまま放置されていた。 時代が変わり、廃車… 続きを読む