中央情報課 5 8月 2025 ウンコう日誌(第757号) 「この線、昔は貨物列車が5分おきに通ってたんや。」 コンクリ桟橋の片隅で、静かに待機する木炭動車107号。くすんだ緑のボディ、煤けた屋根、そして側面の“107”の番号。その姿は、戦時中の記憶を今に伝える生きた遺物だ。 この車両が造られたのは、大東亜戦争も中盤の頃。石油はおろか、石炭も入らず、頼れるの… 続きを読む